2018年5月15日火曜日
マッチ率0%は廃止された
機械翻訳とか、MTPEとかありますが、あまり難しく考える必要はないと思います。マッチ率の0%が廃止されて、最低でも70%から始まると考えればそれで十分ではないでしょうか。PEに特別のテクニックは不要です。70%から翻訳を始めると考えればいいと思います。こう考えるとずいぶん気が楽になるのではないでしょうか。0%から始めるのと70%から始めるのでは大きな違いが精神的にもあると思います。いかがでしょうか。
2018年3月4日日曜日
ポストエディットの強度について(ポストエディットは翻訳ではありません)
ポストエディットに関してよく誤解されていることがあります。ポストエディットは、そもそもエディットなので限界があります。やはり翻訳ではありません。ところどころ不自然な箇所がどうしても残ります。それは、機械翻訳の出力が悪いからです。悪かったとしてもポストエディット作業においては人間翻訳と同等のレベルまで訳文をエディットできません。もし翻訳レベルまでエディットするならそれは「翻訳」です!
ポストエディットの強度として、軽、中、強があると思います(もっと区分してもいいと思います)。なぜ区分するかというと、料金の問題です。クライアントが翻訳と同等のレベルを望まれる場合、「強」を勧めます。ただし料金は翻訳とそれほど変わりません(ほんの少しお安くなりますが)。
先日、東京でコンファレンスに出席しました。そのとき、僕が業界の方々から聞いた話しでは、揉めるのは「軽」を選ぶお客さんとです。ポストエディットの強度に関してはもちろん受注する前にお客様と話し合いはします。それでもなかなか結果にご満足いただけない場合があります。勿論、内容にご満足いただけないのは、人間翻訳も同じことが言えるとは思います。ですので受注する前に、ポストイットに関してしっかりと説明する必要があります(そのようなセミナーでも開催しようと思っています。ニュースレターの発行でもいいと思います)。
軽度のポストエディットを選ぶと料金はかなりお安くなると思います。しかし軽度のポストイットではエディットできる範囲が限られてしまいます。またはエディットする時間も限られてしまいます。結局お客様が満足するものができあがらない場合があります(ご満足いただける場合も勿論あります)。やはりポストエディットはあくまでエディット(編集作業)です。翻訳ではありません。
注)軽度のポストエディットでは、原文を確認することはほぼありません。つまり機械翻訳の出力結果だけに基いて「想像して」ターゲットへエディットを行います。実はこれでも原文次第ではそこそこの完成品が出来上がります。中程度のポストエディットでは、原文の確認はすると思います。ただし機械翻訳の出力がでたらめな場合、ゼロから訳し直すことはしないと思います。強のポストエディットになると、翻訳と同等の結果を目指すわけですから、でたらめな機械翻訳の出力を削除してゼロから翻訳する場合もないわけではないと思います。
そのコンファレンスで、ある企業様のユースケースが発表されました。その企業様では、社内のエキスパート翻訳者とフリーランサーさんと(恐らく機械翻訳)とを、社内のルールに従って、分けて活用されているという話しでした。お上手に活用なさっていたと感じました。
機械翻訳を使うとコストは削減されます。それは事実です。どのテキストに対して機械翻訳を使うか、どのテキストに対して機械翻訳+ポストエディットを使うか、どのテキストに対して人間翻訳を使うかを社内できっちり明文化して(ルール化して)ビジネスに活用するのがベストだと思います。こうやってきっちり区別するだけでも営業コストは激減します。
我々は、こういう分野でもある程度コンサルティングは可能です。ご要望をお聞きして正しいご提案をしていこうと思います。
ポストエディットの強度として、軽、中、強があると思います(もっと区分してもいいと思います)。なぜ区分するかというと、料金の問題です。クライアントが翻訳と同等のレベルを望まれる場合、「強」を勧めます。ただし料金は翻訳とそれほど変わりません(ほんの少しお安くなりますが)。
先日、東京でコンファレンスに出席しました。そのとき、僕が業界の方々から聞いた話しでは、揉めるのは「軽」を選ぶお客さんとです。ポストエディットの強度に関してはもちろん受注する前にお客様と話し合いはします。それでもなかなか結果にご満足いただけない場合があります。勿論、内容にご満足いただけないのは、人間翻訳も同じことが言えるとは思います。ですので受注する前に、ポストイットに関してしっかりと説明する必要があります(そのようなセミナーでも開催しようと思っています。ニュースレターの発行でもいいと思います)。
軽度のポストエディットを選ぶと料金はかなりお安くなると思います。しかし軽度のポストイットではエディットできる範囲が限られてしまいます。またはエディットする時間も限られてしまいます。結局お客様が満足するものができあがらない場合があります(ご満足いただける場合も勿論あります)。やはりポストエディットはあくまでエディット(編集作業)です。翻訳ではありません。
注)軽度のポストエディットでは、原文を確認することはほぼありません。つまり機械翻訳の出力結果だけに基いて「想像して」ターゲットへエディットを行います。実はこれでも原文次第ではそこそこの完成品が出来上がります。中程度のポストエディットでは、原文の確認はすると思います。ただし機械翻訳の出力がでたらめな場合、ゼロから訳し直すことはしないと思います。強のポストエディットになると、翻訳と同等の結果を目指すわけですから、でたらめな機械翻訳の出力を削除してゼロから翻訳する場合もないわけではないと思います。
そのコンファレンスで、ある企業様のユースケースが発表されました。その企業様では、社内のエキスパート翻訳者とフリーランサーさんと(恐らく機械翻訳)とを、社内のルールに従って、分けて活用されているという話しでした。お上手に活用なさっていたと感じました。
機械翻訳を使うとコストは削減されます。それは事実です。どのテキストに対して機械翻訳を使うか、どのテキストに対して機械翻訳+ポストエディットを使うか、どのテキストに対して人間翻訳を使うかを社内できっちり明文化して(ルール化して)ビジネスに活用するのがベストだと思います。こうやってきっちり区別するだけでも営業コストは激減します。
我々は、こういう分野でもある程度コンサルティングは可能です。ご要望をお聞きして正しいご提案をしていこうと思います。
2018年1月2日火曜日
MTPEの使い方として
MTPEを断念するとブログに書いてしまった。書き足りないことがあったのでここに書きます。
MTPEの方が翻訳が早くなって料金も下がることは不可能ではありません。ただし条件があります。その条件さえ満たせば最大限に活用できます。
それは、原文を書く場合に、NMTを翻訳で使用することを念頭に置くことです。つまり機械翻訳をかけやすいように必ず短文で書くことです。
我々のような翻訳会社の場合、原文が出来上がってしまってから翻訳を開始します。この場合、MTPEを使用しても効果は望めません。翻訳する側が原文を書く人に対して指導できる環境ならMTPEを使えば翻訳の速度は非常に上がるでしょうし翻訳代も削減できます(NMTを使っているんので当然です)。
MTPEを諦めるのは早すぎるかもしれません。クライアントさんには必ず短文でお書きいただくことを条件にMTPEをお受けしてもよいかもしれません。極めて難しいですが。ただしMTPEに効果がある明細書とない明細書とをご説明ぐらいはしてもいいかもしれません。というかご説明するべきでしょう。
MTPEの方が翻訳が早くなって料金も下がることは不可能ではありません。ただし条件があります。その条件さえ満たせば最大限に活用できます。
それは、原文を書く場合に、NMTを翻訳で使用することを念頭に置くことです。つまり機械翻訳をかけやすいように必ず短文で書くことです。
我々のような翻訳会社の場合、原文が出来上がってしまってから翻訳を開始します。この場合、MTPEを使用しても効果は望めません。翻訳する側が原文を書く人に対して指導できる環境ならMTPEを使えば翻訳の速度は非常に上がるでしょうし翻訳代も削減できます(NMTを使っているんので当然です)。
MTPEを諦めるのは早すぎるかもしれません。クライアントさんには必ず短文でお書きいただくことを条件にMTPEをお受けしてもよいかもしれません。極めて難しいですが。ただしMTPEに効果がある明細書とない明細書とをご説明ぐらいはしてもいいかもしれません。というかご説明するべきでしょう。
2017年10月6日金曜日
10段階で7でした。
事務所のプレスリリース(原文は日本語)を機械翻訳+ポストエディットして英文にしてみました。
MT+PEを担当したスタッフ曰く、
「MTの精度は、10段階のうち7、だと思います。A社のエンジンよりもB社のエンジンのほうが自然な訳の確立が高いように感じました。単語のみで調べると、下に出る類語も(A社に比べてB社の方が)適切だったと思います。」
また「作業効率は全体的に30%~35%ほど上がったと思います。」
とのことでした。
MT+PEを担当したスタッフ曰く、
「MTの精度は、10段階のうち7、だと思います。A社のエンジンよりもB社のエンジンのほうが自然な訳の確立が高いように感じました。単語のみで調べると、下に出る類語も(A社に比べてB社の方が)適切だったと思います。」
また「作業効率は全体的に30%~35%ほど上がったと思います。」
とのことでした。
特許文書に関しては、作業効率は20%~25%程度の効率アップだったと思いますので、ビジネス文書の方が作業効率アップは望めるようです。
全体の翻訳作業の効率がこれほどアップできれば、積もり積もって1名のスタッフの1日分の仕事量に匹敵するかもしれません。
現在、機械翻訳エンジンは2社のものを使い分けています。これからも検証をしてみたいと考えています。
全体の翻訳作業の効率がこれほどアップできれば、積もり積もって1名のスタッフの1日分の仕事量に匹敵するかもしれません。
現在、機械翻訳エンジンは2社のものを使い分けています。これからも検証をしてみたいと考えています。
2017年9月28日木曜日
ポストエディットはこんなイメージです。
ポストエディットって何?という方向けに簡単な説明をします。以下のスライド図をご覧ください。
ポストエディット作業は、簡単に言うとこんなイメージです。ポストエディタは、ゼロから翻訳できる能力が必要です。チェックや校正とも違う作業になります。下訳として機械翻訳が使われますので、チェックや校正と違って、訳抜け、記号及び数字の誤りは発生しない(場合がほとんど)。人間が翻訳すると文調は一定していますが、機械翻訳の場合、一定しません。突然とんでもない訳が現れる場合があります。長いテキストになればなるほど用語が統一されない場合があります(されている場合もあります)。
数字や記号は、ほぼ間違いなくコピーされますので機械翻訳はその点は安心ですね。
![]() |
| あるソーステキストがあると仮定します。 |
![]() |
| これが機械翻訳の結果だとします。 |
![]() |
| ポストエディタの頭には、こんな翻訳のイメージがありました。 |
![]() |
| ポストエディタは、赤の矢印のところを、ブルーの翻訳からはみ出ているところを削除したり、足りてないところを足したりします。これがポストエディットです。 |
ポストエディット作業は、簡単に言うとこんなイメージです。ポストエディタは、ゼロから翻訳できる能力が必要です。チェックや校正とも違う作業になります。下訳として機械翻訳が使われますので、チェックや校正と違って、訳抜け、記号及び数字の誤りは発生しない(場合がほとんど)。人間が翻訳すると文調は一定していますが、機械翻訳の場合、一定しません。突然とんでもない訳が現れる場合があります。長いテキストになればなるほど用語が統一されない場合があります(されている場合もあります)。
数字や記号は、ほぼ間違いなくコピーされますので機械翻訳はその点は安心ですね。
登録:
投稿 (Atom)
-
以下の日本語をGoogle translateとchatGPTに入力して、その出力結果を比較してみました。 日本語:翻訳会社にとっては機械翻訳は脅威でもなんでもなかったが、GPT-4 は脅威かもしれない Google translate: Machine translation...
-
This is something I thought of while I was watching the ENEOS Asia Professional Baseball Championship 2017 (I'm just happy that Japan wo...
-
We tried translating the press release written for the company (original text is Japanese) by using machine translation + post editing. ...



