電気/電子は、機械翻訳に向いていない。明細書を読んだだけでは理解できない場合が多いからである。電気/電子は、図面を参照して位置関係及び内容等を確認しながらでないと翻訳ができない場合が多い。したがって電気/電子関係の明細書は、ポストエディットが大量に必要になる。この電気電子関係の明細書が図面を参照しなければ訳文を決定できないという特徴があるのはスピードに関して致命的な特徴だと思う。
その反面、化学や製薬は、機械翻訳に向いている。電気電子に比べれば、テキストを純粋に機械翻訳すれば良い場合が多いからである。図面がなくても翻訳は可能な場合がある(そもそも図面が添付されていない案件も多い)。さらにこれらの分野は、専門知識がなくても純粋に翻訳が早い人の方がスピードは高いと言える。
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これは、大阪メトロの肥後橋駅の壁に貼り付けられている案内文の写真である。確証はありませんが、恐らく機械翻訳で訳したのでしょう。 機械翻訳が出力したと思しき英文は、 This area is crowded. Please use the car in the middle of ...
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久しぶりに書き込みます。 機械翻訳を使えば、専門的で難解な特許明細書のようなテキストでもプロ(1名)が翻訳すれば1日に1万ワードを英語から日本語に翻訳できるようにトレーニングを行うことは可能だ。簡易なテキストならワード数はもっと増えるだろう。 1日1万ワードの英日翻訳には、無論、...