2017年9月28日木曜日

ポストエディットはこんなイメージです。

ポストエディットって何?という方向けに簡単な説明をします。以下のスライド図をご覧ください。
あるソーステキストがあると仮定します。

これが機械翻訳の結果だとします。

ポストエディタの頭には、こんな翻訳のイメージがありました。


ポストエディタは、赤の矢印のところを、ブルーの翻訳からはみ出ているところを削除したり、足りてないところを足したりします。これがポストエディットです。

ポストエディット作業は、簡単に言うとこんなイメージです。ポストエディタは、ゼロから翻訳できる能力が必要です。チェックや校正とも違う作業になります。下訳として機械翻訳が使われますので、チェックや校正と違って、訳抜け、記号及び数字の誤りは発生しない(場合がほとんど)。人間が翻訳すると文調は一定していますが、機械翻訳の場合、一定しません。突然とんでもない訳が現れる場合があります。長いテキストになればなるほど用語が統一されない場合があります(されている場合もあります)。

数字や記号は、ほぼ間違いなくコピーされますので機械翻訳はその点は安心ですね。

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