2018年2月6日火曜日

翻訳業界もリストラ?

銀行や製薬会社では大規模(それほどでもない)なリストラが行われるそうです。

参考記事:「銀行が消える日」がやってくる

その理由は、フィンテックの登場、ブロックチェーン技術の応用、ゼロ金利のため利益が出ない等だそうです。特に最初の2つは、人の仕事を奪ってしまいます。

翻訳業界ではどうでしょうか。MTやAIの登場は皆さんもよくご承知だと思います。昨年、機械翻訳が翻訳者の仕事を奪うか?という話題がよく議論されました。しかし翻訳業界で「リストラ」はほとんで耳にしたことがありません。

翻訳業界でそれほどリストラが行われない(耳にしない)理由を考えてみました。
  1. 思ったよりMTの精度が悪いのでやはり人が必要である。
  2. 翻訳会社がMTやAIを使いこなせていない。またはその技術がない。
  3. そもそも翻訳会社にはそれほど人が働いていない。
1に関して言うと、MTの開発企業さんには失礼ですが、MTの精度が高いというのは営業トークでしかないと思ってしまいます。実際は、大量のPTが必要です。ときには全面的に書き直しという事例もあります。NMTも現在の精度で上限に達しているそうなので、人は絶対に必要です。

2に関して言うと、翻訳業界は市場が小さすぎるので、人の仕事を奪ってしまうような技術を開発するベンチャー企業が誕生しないことも影響しているでしょう。小さな市場でしか営業しないベンチャー企業に投資家は投資しません。

3に関しては、僕はここが一番の理由ではないかと思っています。大半の翻訳者は社外のフリーランサーです。仕事がなければ発注しないだけである。昔から翻訳会社は、人件費を削減する経営を行ってきました。だからそもそもリストラという概念がないのではないかと思います。

まぁどうなんでしょうねー。

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