トランスレーションメモリと、機械翻訳と、人工知能とを組み合わせたら面白だろうなとずっと考えていた。
1年ぐらいは待ち続けたかもしれない。ひょっとしたら活用できるかもしれない状況になった。次の展開をじっくり待ってみよう。
2017年10月17日火曜日
2017年10月16日月曜日
動画サイトのテキスト
最近、動画サイトで動画を見ているとテキストが画面の下に表示される。ある動画を見ていたのだが意味はなんとなく理解できるのだが文法的に説明できなかったので、スタッフに確認した。
スタッフが確認したところやはり文法的に誤っていることが確認された。誤っているのだが、誤っているまま「正確に」そのテキストが表示される。
コンピュータはエラーしない。複雑な思いがした・・・。
スタッフが確認したところやはり文法的に誤っていることが確認された。誤っているのだが、誤っているまま「正確に」そのテキストが表示される。
コンピュータはエラーしない。複雑な思いがした・・・。
2017年10月12日木曜日
2017年10月11日水曜日
分業制は、効率アップにつながるか?
機械翻訳とか、ポストエディットとか、在宅ワークとか翻訳業務を効率化できるツールは様々だが、一度試してみたいものがある。
それは、分業制である。
1つの明細書を
に分割して、各担当者が翻訳していく。勿論、同時に開始はできないだろう。請求項訳担当者は、明細書が終わってから開始になるだろうし、逆に、請求項担当者が先に訳して、残りを他の担当者が訳してもいい。
1つの案件を3~4人がそれぞれのパートを翻訳するので、1名当たり担当する翻訳量が減る。減った方が負担は軽くなるのでスピードが上がる。という風になるだろうか?
明細書全体(例えば、段落数300)を担当することは、不可能でも、実施例(例えば、段落数50)だけなら翻訳を担当できるスタッフもいるだろう。これまで辞退してきた案件も受注できるようになるかもしれない。
一度社内で試してみたい。
それは、分業制である。
1つの明細書を
- 従来技術
- 図面の説明
- 実施形態
- 実施例
- 請求項
- 要約
- 図訳
に分割して、各担当者が翻訳していく。勿論、同時に開始はできないだろう。請求項訳担当者は、明細書が終わってから開始になるだろうし、逆に、請求項担当者が先に訳して、残りを他の担当者が訳してもいい。
1つの案件を3~4人がそれぞれのパートを翻訳するので、1名当たり担当する翻訳量が減る。減った方が負担は軽くなるのでスピードが上がる。という風になるだろうか?
明細書全体(例えば、段落数300)を担当することは、不可能でも、実施例(例えば、段落数50)だけなら翻訳を担当できるスタッフもいるだろう。これまで辞退してきた案件も受注できるようになるかもしれない。
一度社内で試してみたい。
2017年10月6日金曜日
10段階で7でした。
事務所のプレスリリース(原文は日本語)を機械翻訳+ポストエディットして英文にしてみました。
MT+PEを担当したスタッフ曰く、
「MTの精度は、10段階のうち7、だと思います。A社のエンジンよりもB社のエンジンのほうが自然な訳の確立が高いように感じました。単語のみで調べると、下に出る類語も(A社に比べてB社の方が)適切だったと思います。」
また「作業効率は全体的に30%~35%ほど上がったと思います。」
とのことでした。
MT+PEを担当したスタッフ曰く、
「MTの精度は、10段階のうち7、だと思います。A社のエンジンよりもB社のエンジンのほうが自然な訳の確立が高いように感じました。単語のみで調べると、下に出る類語も(A社に比べてB社の方が)適切だったと思います。」
また「作業効率は全体的に30%~35%ほど上がったと思います。」
とのことでした。
特許文書に関しては、作業効率は20%~25%程度の効率アップだったと思いますので、ビジネス文書の方が作業効率アップは望めるようです。
全体の翻訳作業の効率がこれほどアップできれば、積もり積もって1名のスタッフの1日分の仕事量に匹敵するかもしれません。
現在、機械翻訳エンジンは2社のものを使い分けています。これからも検証をしてみたいと考えています。
全体の翻訳作業の効率がこれほどアップできれば、積もり積もって1名のスタッフの1日分の仕事量に匹敵するかもしれません。
現在、機械翻訳エンジンは2社のものを使い分けています。これからも検証をしてみたいと考えています。
PR_Notification of Establishment of “Machine Translation and Post-Editing Department” Eliminating All Human Translations
Notification of Establishment of “Machine Translation and Post-Editing Department” Eliminating All Human Translations
October 2, 2017 (Osaka, Japan)
-MK Translation Firm, a company specializing in patent translation has established a “Machine Translation and Post-Editing Department”, eliminating all human translations and delivering translations by performing post-editing after machine translation. We will be utilizing machine translation system and other various technologies to build a translation environment where machines and humans coexist. Considering recent development of artificial intelligence and translation technology, the work efficiency will improve by focusing on the combination of machine translation and post-editing. By doing so, we believe that we can provide better service to our customers. In addition, we will continue providing translation by human translation and proofreading.
[Time Schedule]
- October 2017: Establishment of Machine Translation and Post-Editing Department.
- In the same month of the same year, a part of our In-house translators will shift from being a translator to a post editor.
- January 2019: Achieving 25% improvement in production efficiency by machine translation and post-editing.
According to our internal investigation, we have determined that the “Hybrid Translation”, utilizing neural machine translation, cloud translation system, and a post editor can improve production efficiency by 20% or more compared to the conventional translation. Although there are differences in accuracy depending on the language pair in the current neural machine translation, it is believed that this problem will be resolved within few years.
Although post-editor training was a big issue, we have successfully trained post-editors internally according to our original method. By 2019, well-trained post-editors will be engaging in the post-editing tasks.
A large amount of post-editing is still required in the current accuracy of machine translation, by devoting all of the job to post-editing, we anticipate that it is possible translate 25% faster and cheaper. In addition, during 2017 and 2018, we will begin post-editing from an English to Japanese language pair. Other language pairs will start sequentially.
Contact
MK Translation Firm
Founder CEO Masanori Kajiki
Grand Front Osaka Knowledge Capital 8th Floor
eMail: info@mktrans.biz
Masa Kajiki (Mr.)
Website: https://www.mktrans.info/
SNS: Blog MT/AI/Patent Translations
About MK Translation Firm
Since its founding in 2006, the firm has translated numerous patent specifications in the field of electricity, chemistry, biotechnology, and pharmaceutical. In 2017, the firm started a so-called “Hybrid Translation” using a neural machine translation, a cloud translation system, and post-edit to boost the productivity. Firm’s founder CEO, Masa Kajiki, made public in a presentation titled “Neural Machine Translation and Patent Translation from LSP Perspective” (The 7th Workshop on Patent and Scientific Literature Translation (PSLT 2017), September 22, 2017, Nagoya, Japan) that the firm would become a post-edit only LSP in 2019.
2017年10月1日日曜日
お安くできるリモート―ワーク
我々は、リモート―ワーク制度を導入しています。簡単に導入できました。
現在、ChatWork やSlack のようなビジネスチャットは、非常にお安く利用でします。チャットの便利なところは、メールとは違ってウイルスを受信する可能性が極めて低いことです。最近は、クライアントの中にもChatWork を利用されている方もいらっしゃいます。
ファイルの送信も有料版でも宅ふぁいる便やHightaiil を使えばお安くできます。もし節約したければ宅ふぁいる便の無料版を使用すれば良いでしょう。
リモート―ワークをしているスタッフとのミーティングは、skype やChatwork のChatWork Live 機能を使用すればオンラインミーティングを即開始できます。
翻訳システムは、Memsource のようなクラウド型のシステムを使用すれば(ネット接続さえできれば)スタッフがどこにいてもチームで翻訳作業が可能です。もし無料版を使用したければWordfast Anywhere を使用すれば良いと思います。データセキュリティを無視できる状況であればGoogle Translator Toolkitを使えば、同様に、チームで翻訳作業が可能です。
ワークバランスをうまく整えることにより生産効率を高めて仕事革命を起こしたいと思います。リモート―ワークの導入も検討してみればいかがでしょうか。
7月26日、アルカディア市ヶ谷で開催されたMemsource セミナーでのスライドの一部より |
ファイルの送信も有料版でも宅ふぁいる便やHightaiil を使えばお安くできます。もし節約したければ宅ふぁいる便の無料版を使用すれば良いでしょう。
リモート―ワークをしているスタッフとのミーティングは、skype やChatwork のChatWork Live 機能を使用すればオンラインミーティングを即開始できます。
翻訳システムは、Memsource のようなクラウド型のシステムを使用すれば(ネット接続さえできれば)スタッフがどこにいてもチームで翻訳作業が可能です。もし無料版を使用したければWordfast Anywhere を使用すれば良いと思います。データセキュリティを無視できる状況であればGoogle Translator Toolkitを使えば、同様に、チームで翻訳作業が可能です。
ワークバランスをうまく整えることにより生産効率を高めて仕事革命を起こしたいと思います。リモート―ワークの導入も検討してみればいかがでしょうか。
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下のような会話を耳にしたことがあります。 翻訳者:こんな料金で翻訳できるか! 翻訳会社:こんな翻訳にこんな料金払えるか! どっちが悪いんだろうね。
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ファックスを完全に廃止します。 電話を完全に廃止します。 メールを完全に廃止します。
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トライアル利用期間は2週間(又は一定の単語数)だったはず。APIも簡単に取得できたのでCATツールに搭載して試してみます。導入するか否かは、以下の通りです。 コストパフォーマンスに優れている。 比較の基準には、Google の機械翻訳を使用する。