2017年8月31日木曜日

月間100件できます!

メーカーさんと直接取り引きするには、品質は勿論だけど、大量生産能力も必要である。具体的には、月間100件(例:1万ワード×100件=100万ワード)とか。月間10件できますと提案しても笑われるだけである(実際、笑われたことがある)。日本では、月間100件コンスタントに明細書の翻訳を提供できるのは数社しかないはずだ。

我々は、月間100件を人間が翻訳するというのは非現実的であると思う(ただし今までは人間が行ってきたのですごいと思う)。だからこその機械翻訳だと思う。

モノづくり企業さんだって、製造工程の大半は機械作業のはずである。

我々は、機械と人間とが共存できる世界を夢みています。

2017年8月27日日曜日

機械翻訳の効用をもっと知っていただきたい

クライアントの中には、特にメーカーさんは、機械翻訳に嫌悪感を感じる方がいる。とにかく門前払いみたいな反応だ。

料金に関しては、マッチ率での割引という提案には興味を持って頂ける。更に割引できなのかというご質問には、では機械翻訳はいかがですか?と提案するのだがほとんどの場合が「うーん」である。

我々ももっと機械翻訳を知っていただくためにプレスリリースを出すとか、セミナーを開催するとか、雑誌に記事でも掲載するとか様々な啓蒙活動をする必要がある。

9月からはそういう活動にも力をいれたい。

2017年8月25日金曜日

機械翻訳+ポストエディットちょっと売り込んでみましたが・・・。

機械翻訳の良さをもっと知っていただかないといけないですね。9月からはもっと露出を高めたいと思います。

2017年8月22日火曜日

機械翻訳を導入して「1日5時間勤務と週休3日制」「働き方革命」

我々が、機械翻訳を全面的に導入しようとしているのは、ある目標を達成したいからである。それは、

「1日5時間勤務と週休3日制」である。

機械翻訳を導入できれば、作業効率が高まって残業時間がなくなる。作業効率が高まったら今まで「7.5時間×5日」かかっていた仕事が「5時間×4日」で完了するようになる。そうすれば、勤務時間が5時間で週休3日だ!

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

僕にとっては仕事が人生の全てでは無い。自分のライフスタイルを考えると確かに1日の大半は仕事をしてるかもしれないがそれ以外の時間も必要である。

少年野球少年サッカーの監督コーチの方々は手弁当で指導していらっしゃる。そういう人たちがもし週休3日なら会社も行けるし子供たちの指導もできる。さらに1日ぐらいは完全に休める。僕は子供の頃、少年野球に入っていたのでそのときの監督さんやコーチの方々はさぞ大変だったと思う(現在もその方々は大変な生活を送ってらっしゃると思う)。

1部上場を目指す社長さんが朝の6時から夜の10時までバリバリバリバリ仕事をしている。そういった社長さんは他にも同じ仕事ぶりを期待する。だがスタッフの中にはめんどくさいと感じるスタッフもいる(経営者が何時間仕事してようと知ったことではない)。とにかく僕の人生は、仕事が中心ではない。仕事しかできないのは三流の証拠だと思っている。

わが社の方針は、決められた勤務時間(7.5時間)内で効率的に仕事をしなさい、である。そのために様々なテクノロジーを使用しています。機械翻訳もそのうちの1つです。

機械翻訳を導入して「働き方革命」を起こしたい。機械翻訳が成功したか失敗したかを判断するのは、上の基準が満たされたかどうかである。

なぜ機械翻訳を導入するのですか?とよく尋ねられる。僕は上のようなライフスタイルを送りたいのです。スタッフにも同じようなスタイルを送ってもらいたいと考えています。

5時間勤務と週休3日制を達成できたら、キンドルで好きな本を読んで、ラテン語と古典ギリシャ語を勉強して、ギターも練習して、スポーツクラブに週4回通って、整骨院で週2回マッサージしてもらって、福島でおいしいものを食べたいです(冬は、温泉旅行に2回ほど行きたいです)。

実際、機械翻訳を導入するだけでは「働き方革命」は起きないでしょう。スタッフにも自主性を持って仕事をして頂く必要がありますし、効率的に仕事ができるような工夫も必要です。そこら辺は経営者の腕の見せ所です。

来期からは社内に「1日5時間勤務と週休3日制委員会」と、「働き方革命委員会」とを立ち上げようと思います。

2017年8月13日日曜日

ISO/CD 18587 翻訳サービス-機械翻訳後のポストエディティング

ISOの中に「機械翻訳」に関する規格があるらしいです。機械翻訳というか、ポストエディットに関する規格のようですが。

ISO/CD 18587 -- Translation services -- Post-editing of machine translation output-- Requirements
翻訳サービス-機械翻訳後のポストエディティング-要求事項

少し研究してみようと思います。業界の動きも見てみ、取得を検討してみようと思います。

2017年8月10日木曜日

The 7th Workshop on Patent and Scientific Literature Translation (PSLT2017)の概要をやっと提出!

本日、やっと概要を提出を完了しました(提出は僕がしましたが、作成はスタッフがしました)。

The 7th Workshop on Patent and Scientific Literature Translation (PSLT2017)は、9月22日、名古屋大学で開催されます。よかったら皆さんも是非!

招待講演は、ものすごく有名そうな人がお話をされます。Apple さんの方とか、WIPOの方とか・・・。

僕は浮きまくりだと思いますが、全力投球します。

こんなことをお話します。

Neural Machine Translation and Patent Translation from LSP Perspective
Masa Kajiki kajiki@mktranslaktionfirm.com

  1. Abstract
Five descriptions of Neural Machine Translation from a translation company (LSP) perspective in the following order:
1) Description of the service (Hybrid Translation) based on neural machine translation.
2) How much faster the translation has become and the amount of editing needed for translations.
3) Problems regarding implementation of neural machine translation.
4) Possibility of Neural Machine Translation dramatically changing the business of translation companies.
5) Description of the company’s direction to end human translation by 2018 and utilize machine translation for all projects starting from 2019.
  1. Introduction

According to some Internet news article, translation is an industry likely to disappear in the future. We will truly disappear if we continue translating in a conventional way. We cannot just stand and watch this happen. Just then, usage of Neural Machine Translation was permitted for commercial use for private translation companies. At this time, we decided to start a service utilizing the Neural Machine Translation. We have come up with a Hybrid Translation, which is a new service combining Neural Machine Translation, a cloud translation system and a post editor....

2017年8月3日木曜日

機械翻訳とは言うけど

人工知能翻訳という言葉はまだ使われていないようですね。そのうち使われるようになるかもしれません(使われないかもしれません)。

学校での人工知能

学校の教員の間では将来の人工知能の利用に関するセミナーや勉強会に出席して、子供たちが将来どのように生きればよいかを研究しているらしい。

メーカーでもどのように人工知能を業務に活用すればよいか研究が進んでいる。

それに比べて、翻訳業界では人工知能の活用についてそれほど活発な意見がない(実際あると思うが表面に出てない?)。機械翻訳すら否定される場合もあるし・・・。

人工知能+機械翻訳が業界のスタンダードになるのは時間の問題だと思う。のんびりしてられない。