2018年4月25日水曜日

では翻訳を依頼しようという時代は終わった。

ある楽器メーカーさんが苦境に陥った。若い人は、特定の楽器を演奏するよりPCやタブレットを使って音楽を演奏するようになったから楽器が売れないことが原因だそうだ。

翻訳業界にも同じことが言えるような気がする。今では、翻訳を翻訳会社に依頼しようとするユーザさんの数が減った。まず機械翻訳を利用するからだ。

どんなタイプのテキストだったら人が翻訳しなければならないだろうか?一昔前だったら、気密性の高いテキスト(特許明細書等)は、機械翻訳するべきではないという考えがまかり通っていた。しかし機械翻訳のセキュリティの問題はほぼ解決された今、機械翻訳すべきでないテキストはほぼ皆無だ。

この時代の変遷を理解しないと翻訳会社の経営は破綻する。

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