機械翻訳の導入スケジュールについてお書きします。以前私はブログで特許明細書のような複雑なテキストは機械翻訳では翻訳できないと書きました。今でもそれが正しいと思っています。しかし企業も費用削減等の理由から機械翻訳の導入は避けられないと思います。そこで機械翻訳を導入する際のスケジュールについてちょっとお書きしたいと思います。ポストエディタをトレーニングすると言う目的もあります。いきなり特許のような複雑なテキストに対して機械翻訳を利用する前に、例えば、メールやプレスリリースのようなそれほど複雑でないテキスト、つまり「ソフトテキスト」から機械翻訳を利用してポストエディットしていくというのはどうでしょうか?その後マーケティングや社内資料やプレゼンテーション資料に対して機械翻訳を検証してみます。それでもしうまくいくようであればそれらのノウハウに基づいて機械翻訳を特許明細書のような複雑なテキスト、つまり「ハードテキスト」に利用すればどうでしょうか。社内で機械翻訳を利用するのであれば、是非、原稿を書かれる方とポストエディットをする人は密にコミュニケーションをお取りになることをご提案いたします。
追伸:
本日もiPhoneの音声入力ソフトを使ってブログを書きました。音声入力ソフトを使い始めてからブログを書くのが本当に楽になりました。皆さんもぜひお勧めいたします。
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