MTPEにした方が生産性は高い。お値段が下がるので翻訳会社にしたら損ではないかと思われるかもしれませんが、逆です。生産性が高まるのでむしろ得です。1件当たりの売り上げは下がるかもしれないが、より多くの仕事をこなせる。それだけお客さんに喜んでいただける機会が増えるのであれば、やりがいもある。まだ検証を続ける必要があるので断言できないが、機械翻訳をベースにした方が、品質が統一する。なぜならポストエディットを加える箇所はどのポストエディタもほぼ同じところだからだ。なのになぜやり手(ポストエディタ)が少ないのかを考えてみたい。ちょうどタイムリーなネット記事があったので引用したい。
なぜ「格安スマホ」が得だと分かっていても変更できないのか
お値段が格段と安い通信サービスに「格安電話」がある。しかしある統計では、利用率は10%程度らしい。お値段が安いのだから絶対にお得なのだがなぜこれほど利用率が低いのだろうか?
記事によれば「利益を得ようと思えば、損失が発生する可能性も覚悟しなければならない。言い方を変えれば「リターンを得るためにリスクを取る」ということだ。ところが、人間は本質的に損失回避的であるため、利益を得ることを犠牲にしてでも損失は避けたいという心理が強く働く」らしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿