2017年9月23日土曜日

プレゼンテーション終了しました!The 7th Workshop on Patent and Scientific Literature Translation (PSLT 2017)

お陰様で無事プレゼンテーション終了しました!

ここで話しました。
そう言えば、大学の講堂でプレゼンテーションをさせていただくのは初めてだったかもしれません。

結構広いのです!
内容は、さておき、I will finish my presentation well before our lunch time. がちょっとだけウケたのが嬉しかったです(笑)。

僕のプレゼンテーションですが、終了後、ある参加者に"Bold move!"と言われました。まぁいいように取りましょう・・・。

ケータリングもありました。

朝食はここで食べることができる!
ちなみに朝食を会場でも取れることを知らなかった僕は、ホテルで食べてしまいました。

今回のサミットで学んでことは沢山ありますが、その中でも以下が勉強になりました。

独日/日独のニューラル機械翻訳では、ドイツ語>英語>日本語、又は、日本語>英語>ドイツ語の順に翻訳されている可能性がある。そのため、日独の場合、ターゲットのドイツ語に英語が混ざることがある。これはお話をお伺いした方のご意見でした。確証はありません。英語を一度経ている可能性があるとおっしゃっていました。

ドメインに合わせた機械翻訳(domain specific MT)が良いということも学びました。例えば、WIPOが開発しているMTでは、"I am a boy"というセンテンスは機械翻訳のコーパスんは含まれないのだそうです。特許明細書に現れないセンテンスだからです。ですので特許翻訳を行うなら特許専門のMTの方がよいみたいですね。ちなみに来週当たりにWIPOからお知らせがあるみたいです(担当者から直接聞いた話しなので間違いないですが、内容は公表まで書かないでおきます)。

9月22日の午後のセッションの休憩中に外に出ましたが、ケータリングも含めて全てがほぼ撤収されていました。ちょっと寂しい・・・。

その機械翻訳エンジンですが、「あそこのエンジンはいいぞ。でもあそこのエンジンは止めておいた方がいいぞ」とか「あそのエンジンは高いぞ(数千万)」とかのヒソヒソ話も聞いてきました。

1点残念だったことは、機械翻訳はこれから増々発展していくと思いますが、コンピュータサイエンスという分野がないので、機械翻訳ではノーベル賞の対象にはならないそうです。残念。

ここで学んだことを活かしたいと思います。機械翻訳の本格導入年である2019年までちょっとありますが、1つ1つ課題を解決していくつもりです。

今回、講演の機会を下さいました主催者の皆様、大変ありがとうございました。関係者の皆様、および名古屋大学のボランティア(アルバイト?)の学生(だと思う)の方々、お疲れ様でした。皆様のお陰で大変有意義な時間を過ごすことができました。今後ともどうぞ宜しくお願いします!

P.S. AAMTに加入しようかと思っています。

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