僕は、機械翻訳は、1万文字程度の案件で実力を発揮するツールではないと思う。先日の言語処理学会第24回年次大会で発表した通り、機械翻訳は、大量のテキストを短時間で、例えば、10万ワードを2日間、完成させるようなケースで実力を発揮すべきである。
1万文字程度であれば、既存のツールを使えば実現できるのであれば機械翻訳の出番はないと考えています。速い翻訳者なら自身のツールを使えば、1万文字(5千文字)/日も可能だ。たとえMTで一瞬のうちに下訳をしたとしてもポストエディットは人間が行うので限界というものがある。
ちなみに音声入力機能を使っての下翻訳と、機械翻訳による下翻訳とを比較したら、明らかに前者は、修正(ポストエディット)が微量で済む。
【表1】人間翻訳、MTPE、音声入力の比較
*表をご覧になる場合は、テキストリンクをクリックして下さい(この記事に添付できなかったので・・・)。
時間があれば、3つのタイプの翻訳を同じテキストに対して行ってみて、どのような結果になるかを検証してみたいです。
ちなみに音声入力機能を使っての下翻訳と、機械翻訳による下翻訳とを比較したら、明らかに前者は、修正(ポストエディット)が微量で済む。
【表1】人間翻訳、MTPE、音声入力の比較
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時間があれば、3つのタイプの翻訳を同じテキストに対して行ってみて、どのような結果になるかを検証してみたいです。
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